クリーニング店とコインランドリー

2021/02/25

特徴を理解して、クリーニング店とコインランドリーの使い分けを

主に石油系の有機溶剤を使い、衣類をクリーニングします。特徴としては油性の汚れや皮脂汚れをよく落とします。

洗った時の型崩れや風合いの変化、収縮が起こりにくいです。そのため、スーツやコート・セーターなど水で洗うと縮んだりシワくちゃになってしまう衣類は、ドライクリーニングする必要があります。

衣類によっては、ドライクリーニングによって、剥がれたり溶けてしまうラベルや付属品が付いている物もあります。そういった品物はドライクリーニング出来ません。

まず、ワイシャツです。多くのクリーニング屋さんでは温水を使い、白さが映える蛍光増白剤を使用し糊付けを行います。そして、しっかりとプレスしてパリッとしたワイシャツの仕上がりになります。

普段ワイシャツをご家庭で洗っていて、黄ばんでいる場合は上記との違いによるものと考えられます。

また、その他の水洗いです。水洗いと言いますが、これも多くの場合温水で洗っています。なぜなら、基本的には温度が高い方が汚れが落ちやすいからです。

汗や泥汚れ、食べこぼして付着した汚れなどはランドリークリーニングがよく落ちます。温水と洗剤、そして高速回転する水洗機によってドライクリーニングでは落ちない汚れを落とします。

プレスやアイロン掛けはクリーニング店はプロです。

ご家庭でもアイロン掛けは出来ますが、シワが伸びない物、難しいものはクリーニング店に任せた方が良いでしょう。

しみ抜きや修理、靴や布団のクリーニングを行っていたり、店頭スタッフに相談出来るのもクリーニング店のメリットです。

最近は、大型店が増えてきており、駐車場や待ちスペースの完備、カフェコーナーがある所もあります。

温度設定を選べたり、漂白剤・柔軟剤も好みに合わせて利用できる物も増えてきています。

ガスを使い高温乾燥ができるので、ご家庭では出来ないふっくらとした仕上がりになります。

洗濯はせず、乾燥機だけを使い、布団や毛布を高温乾燥することで、菌やウイルス対策をする事も可能です。

洗濯と乾燥を合わせ、1000円程度〜が相場の様です。衣類の量によって、適した大きさの機械、適した乾燥時間で利用する必要があります。

クリーニング店よりも安価のため、一度にたくさんの量を短時間で洗濯を済ませるのに便利です。

店舗によっては常駐のコンシェルジュがいて、洗い方のアドバイスをしてくれるなど、特に大型店は様々なサービスが充実しています。