宅配クリーニングの注意点

宅配クリーニングについて

 

 

宅配クリーニングは注意が必要?

最近、宅配クリーニングってよく聞きますよね。テレビCMでもやってますし、業者も利用者もとても増えているようです。

その一方、トラブルも多いことはご存知ですか?

 

宅配クリーニングとは

インターネットなどで受付して、段ボールに衣類をたくさん詰めて送れば洗ってくれる。人と話す必要もなく、布団やカーペットなどの大きな洗濯物は、車がなくてもクリーニングに出せるので非常に便利ですよね。また、保管サービスがある場合、使わないシーズンは預けていられるので、自宅のスペースを使わなくて済むといったメリットもあります。

クリーニング店に預けたり、受け取ったりする手間が省け、小さなお子様がいる方やご高齢の方、日中仕事で時間を取れない方には、すごく便利です。

そして、1度にたくさんのクリーニングを依頼すると10着で○○円といったセット割引、配送時間が指定できるなどメリットがあります。

これが、多くの方がイメージされている宅配クリーニングだと思います。

上記は、クリーニング品を宅配便業者が運ぶ、代行型と言われるサービスです。

 

直接型の宅配クリーニング

これは、クリーニング屋さんが直接ご自宅にお伺いし、お品物を回収、クリーニング後にお届けするものです。週1回や月1回など定期的に集配する場合と、スポットといわれる単発で宅配する2パターンがあります。

いずれにせよ、

(※当店の場合は)クリーニング師の資格を持ったプロが直接訪問させていただき、お預かりします。

すると、しみ抜きや、ほつれの修理などをその場で相談ができます。

また、宅配業者とクリーニング屋さんの、配送時間の指定にはそれぞれメリット・デメリットがあります。これは、クリーニング屋さんにもよりますが、朝早くや夜遅くなど時間に柔軟性が効く場合と、そうでない場合はあるでしょう。また、携帯番号を知っていれば、出かける都合ができたからキャンセルといったことも可能かもしれません。

 

クリーニング業は、お客様の物を預かり、クリーニングと言う処理をしてお返しするという、ある意味特殊な業態です。

 

 

そういう業態だからこそ・・・

 

 

 

一番多いトラブルは、「クリーニングに出す前は、こんなじゃなかった!」と言うものです。

ほつれや、ボタンの有無、合成皮革の劣化など、新品ではないのだから何かしらあったり、その兆候があるものです。

 

いくら正しくクリーニングを行っていても、小さなほつれが大きくなったり、合成皮革のひび割れが剥がれて無くなったりする事はあります。

 

店舗や直接型の宅配クリーニングの場合、利用者とクリーニング店スタッフで相互確認ができるので、行うことが望ましいです。

改めて、お互いに衣類を確認すると、「ほつれていますね。」「虫食いになっていますね。」と普段衣類を着ている本人も気づかないことが多々あります。そこで、見つけられればクリーニングと合わせてお直しが出来るので、一石二鳥ではないですか?

この相互確認が、段ボールに詰めて送る代行型ではできないため、非常に多くのトラブルが生じています。

高級ブランドの衣類が汚れたらクリーニングに出しますよね。数十万円するお品物を数百円〜2、3千円程度でクリーニングに出すこと、冷静に考えれば、「しっかり確認しなきゃ」と思いませんか?

 

 

まとめ

・宅配クリーニングは、自宅から出なくていいので、大きな物を運ぶ重労働や車を用意する必要がない。時間を節約できる。

・宅配クリーニングには、代行型と直接型がある。

・代行型はネットで簡単に、そして安い場合が多い。

・直接型は、クリーニング屋さんと直接話せるので、柔軟な対応と相互確認ができる。

 

以上のような特徴を理解し、使ってみてはいかがでしょうか?

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